自宅(関東地域)より「JR東日本パス」を使用して出発する。東北新幹線「はやて」に乗るために、まずは大宮へ向かった。そして、「はやて」に乗車すると「JR東日本パス」の利用可能期間と土曜日であったことが重なり、新幹線内には沢山の乗客が既に乗車していた。
はやては、全車指定席の列車なので当然自分も指定席を予約していたのだが、自分の指定席に誰かが既に座っており、席番を間違えたかと思い切符を見ようとしたところ、その人は無言で席を立ち後方の何処かへ行ってしまった。その人は、おそらく指定を取っておらず空席に勝手に座っていたのだろう。
3時間半ほどの乗車で「はやて」は、東北新幹線の新青森駅に到着した。この新青森駅は、ネットと調べた限りでは、元々は奥羽本線の小さな駅で東北新幹線の終着駅として再出発した駅のようだ。
在来線への乗り換えのために新幹線ホームから奥羽本線のホームに行くと、ホームから新青森駅の新駅舎が見えたので、ここで写真をパチリ。
新青森駅から青森駅を経由して浅虫温泉駅へ向かう。青森駅から浅虫温泉駅へは、以前は「JR東北本線」であったが、新幹線が新青森駅まで開業すると、「青い森鉄道」という第3セクターの私鉄になってしまった。
青森駅から1両編成のワンマン車に乗り、ほどなく「浅虫温泉駅」に到着した。浅虫温泉に来た目的は温泉入浴とご当地名物の食堂での夕食だ。
到着時間が早かったので食事の前に温泉に行った。浅虫温泉駅前にある「道の駅 ゆ〜さ浅虫」内の温泉施設である。施設の最上階5Fにある展望浴場「はだか湯」は、大きめの屋内風呂から陸奥湾を見下ろせる眺めの良い温泉施設である。
入浴後は、浅虫名物「鶴亀屋食堂」での夕食だ。この食堂は大盛りなマグロ丼で有名な食堂だ。日によって海鮮丼の具と量が違うみたいで、自分が行った日はマグロとヒラメのハーフ丼がおすすめメニューになっていた。そこで自分はその「マグロとヒラメのハーフ丼の小盛」を注文した。 小盛といっても、上に乗っている刺身は結構な量があり、自分的には小盛で十分腹を満たすことができた。後から入ってきた幼い子供2人連れの若いお母さん風の人は、大盛り丼を1つ注文していたが、運ばれてきたその大盛り丼は、もの凄い量でどんぶり上の刺身が幾層にもなり、巨大な山となっていた。料理の写真は、鶴亀屋食堂のリンク内の写真を参考にして欲しい。夕食後は、また「青い森鉄道」で青森駅まで戻った。
この旅行を計画した当初は、北海道の最初の観光は「焼尻島」としていたため、札幌に早朝に到着する必要があった。しかし、焼尻島への観光は、スケジュール的に厳しかったため、今回は諦めて稚内へ向かうことにした。その名残で青森から札幌までは、夜行急行「はまなす」に乗車した。
「急行はまなす」は、青森発22時台の夜行急行。これに乗車すると札幌には朝6時頃到着できる。
青森〜函館までこの機関車が牽引した。
「増21号車」とは、1号車と2号車の間に連絡される車両。多客期に臨時で増結されるみたいだ。
指定席券で乗れるカーペット車に乗車予定であったが、切符が取れなかったので、B寝台に乗車した。