(A) COMポートの設定（CW送信機に接続する場合）

USBシリアルアダプターの[RTS]または[DTR]のどちらかを送信機に接続できるようにインターフェイスを自作します。パソコンに接続したUSBシリアルアダプターのCOMポート番号を調べます。それぞれを当ソフトウェアの設定(S)=>基本設定(C)内にセットします。

(B) COMポートの設定（DitDahChatやPeanutに接続する場合）

com0comをインストールしてパソコンの空いているポート番号に仮想シリアルポートを1組（2つのポート番号）作ります。1組の仮想シリアルポートの[DTR]を当ソフトウェアに接続できるように決めます。仮想シリアルポート1組の内、片方を当ソフトウェアの設定(S)=>基本設定(C)内にセットします。もう一方のCOM番号をDitDahChatのシリアルポートに設定します。

※Peanutの送受信制御は、通常Peanutソフトウェア本体でコントロールしますが、作者は Boiled Peanutという自作ソフトウェアでコントロールしています。

4つまでプリセット速度を設定可能です。それ以外の速度は、速度数値入力欄に直接数値を入力するか、アップダウンボタンで調整します。許容可変速度範囲は、20文字から190文字まで。

（手動送信）入力済み文字テキストを「送信」ボタンを押すことで送出する方法です。

（自動送信）文字テキストを入力すると直ちに自動的に送出する方法です。

※手動送信、自動送信どちらも「送信許可」にチェックが入っている時にのみ実行されます。

（欧文）文字入力エリアに送信したい文字を入力します。全角、半角、大文字、小文字どれでも可能です。

※欧文の特殊文字入力方法一覧
BT => [=]（イコールキー）
HH（訂正）　=> [BS]（バックスペースキー）
KN　=> [CTRL] + [K]
BK　=> [CTRL] + [B]
VA　=> [END]
AS => [CTRL] + [A]
H E E => [CTRL] + [H]

（和文）文字入力エリアに送信したい文字を入力します。全角ひらがな、全角カタカナ文字が可能です。

※和文の特殊文字入力方法一覧
KN　=> [CTRL] + [K]
BK　=> [CTRL] + [B]
VA　=> [END]
ホレ　=>　[「]（かぎかっこキー）または、半角　[
ラタ（訂正）　=> [BS]（バックスペースキー）
ラタ（終了）=>　[。]（句点）
、（区切り） => [、]（読点）
一時的欧文切り替え始め　=>　[（]（全角、半角どちらでも可）
一時的欧文切り替え終わり　=> [）]（全角、半角どちらでも可）
H E E => [CTRL] + [H]

※当ソフトウェアでの欧文と和文の切り替え判定は、アルファベット又は、かな文字入力で自動的に行っています。

最大5つまで登録できます。送信文字入力方法で登録します。

登録定型文の送信決定は、[F1]キーから[F5]キーまでに割り当てています。決定は[OK]ボタンまたは[ENTER]キーで、キャンセルは[キャンセル]ボタンまたは[ESC]キーで可能です。

欧文の訂正符号は、HHバー（短点8つ）ですが、これを変更できます。設定(S)=>基本設定(C)をクリックして、訂正符号欄に記入してください。連続符号にしたい場合は、[]で囲ってください（例：[hh]）。

当ソフトウェアのウィンドウがアクティブになっている場合にのみ、[ESC]（エスケープキー）を押すと送信中止できます。