Transceiver Controller for ID-51 Series
(TCID51) Ver.0.9.0.0 |
オンライン・マニュアル |
<ウィンドウ> |
<DVテキストの表示> |
新バージョンVer.0.9.1.1が利用できます。 |
New Ver.0.9.1.1 available!こちらのページ(Click Here!)です。 |
<概要> |
アイコム製アマチュア無線ハンディー機ID-51シリーズをWindowsパソコンと接続してパソコン上でコントロールするソフトウェアです。 |
<特徴> |
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パソコンOS:Windows 10(XP,Vista,7等での動作未確認です。) |
無線機:ICOM ID-51、ID-51プラス、ID-51プラスII、ID-31プラス |
パソコンとの接続には、各機種対応の接続ケーブルが必要です。 ID-51プラスII:データ通信ケーブルOPC-2350LU(付属品) ID-51プラス:データ通信ケーブルOPC-2350LU(別売品) ID-51:CI-V接続ケーブル自作品(スピーカー端子から音声とデータを分離するケーブル)、OPC-2144(スリムL型プラグ変換ケーブル) |
※このオンラインマニュアルの閲覧には、インターネットに接続できる環境のあるパソコン でのみ動作します。 |
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<動作不具合リスト> |
1.ソフトウェア上で本体の電源OFF後、ソフトウェア上で電源ONにできない。(ID-51プラス、プラス2) |
2.周波数ステップが20KHzのみ。 |
1.信号受信中にシグナル表示が途切れる。 |
1.受信シグナルが表示できない。 |
2.受信のタイミングでコールサインが正常に取得できない場合がある。 |
3.再コネクト時のDVテキストが表示できない。 |
4.レピーターの設定変更が反映しない場合がある。 |
5.チップテキストが表示している間だけRX->CSが機能する。 |
6.テキスト表示機能をオフにしている局のRX->CSが機能しない。 |
※本ソフトウェアを使用してみた感想やバグ・ご要望等が有りましたら、メール(readme.txt内に記載)、ソフトウェアサポートBBSにご連絡いただけると助かります。 |
※作者(7N1MPI)の主な使用レピーターは、那須430(JP1YGQ A)です。ターミナルモード時のコールサインは、7N1MPI Aです。コール歓迎します。 |
<今後のアップデート予定> |
Ver.0.9.1.0にアップデートしました。 |
マニュアルとダウンロードは、こちらのページです。 |
[不具合の解消] |
出来る限りの修正は行うつもりですが、マイペースで進めていますので時間がかかると思います。 |
[機能拡張] |
次期バージョンでは下記の予定があります。 |
・DV/DRモード時にA-PRS簡易表示機能=>受信局のA-PRS情報を検索する機能 |
・DV CHAT機能の追加=>パケット通信のUIチャットもどきの一言チャット機能 |
使い方 |
<無線機側の設定> |
1.MENUボタンを押して、機能設定 => CI-Vを開きます。 |
2.CI-Vを下記のように設定します。 CI-Vトランシーブ => ON CI-Vボーレート => 19200bps CI-Vアドレス => 86 CI-V(DATA端子)=> ON(エコーバックOFF)※ID-51と同じ接続方法では、OFF。 |
1.MENUボタンを押して、機能設定 => CI-Vを開きます。 |
2.CI-Vを下記のように設定します。 CI-Vトランシーブ => ON CI-Vボーレート => 19200bps CI-Vアドレス => 86 |
<ソフトウェア側の無線機の設定> |
無線機側と同じ設定値「86」に設定します。 |
無線機側と同じ設定値「19200」に設定します。 |
ID-51と通信するパソコンのCOMポート番号に設定します。 |
[ID-51プラスII、プラス、ID-31プラス] |
データ通信ケーブルOPC-2350LU(ICOM社純正品)でPC側USB<=>無線機側DATA端子を接続します。 |
市販のUSB・シリアル変換ケーブルとシリアルコネクタをオーディオプラグ2.5mmステレオミニプラグに変換するコードを自作することにより接続も可能ですが、PC側から回り込むノイズの対策も必要かもしれません。 |
[ID-51] |
PC側をUSB・シリアル変換ケーブルのUSBと無線機側のスピーカー・マイクジャックをOPC-2144(スリムL型プラグ変換ケーブル)で変換し、スリムL型プラグ変換ケーブルのスピーカジャックとCI-V接続ケーブル自作品(スピーカー端子から音声とデータを分離するケーブル)を接続して、分離ケーブルのデータ側をUSB・シリアル変換ケーブルのシリアル側と接続します。 |
PCと無線機を接続後、COMポート番号をWindowsのデバイスマネージャーで確認・メモします。 |
COMポート番号を確認後、本ソフトウェア(TCID51)を起動します。メインウィンドウのConnect Settings内の各種設定を確認設定します。尚、Baud Rateは「19200」CI-V ADRESSはID-51共通「86」に設定します。ID-31プラスは、使用無線機にID-51プラスを選択します。 |
[無線機とTCID51をリンクする] |
Connect Settings内の[Connect]ボタンを押します。無線機側の各種設定状況がTCID51側に順次読み込まれ、無線機側の周波数がTCID51の周波数に読み込まれれば、リンク完了です。この後は、TCID51を操作して無線機をコントールできます。 |
※無線機とTCID51の初回リンク時 |
無線機の設定が全て読み込まれた後、初回起動時はレピータリストを開くウィンドウが自動で開きますので、アイコム社から最新のD-STARレピータリスト(ZIPファイル)をダウンロードして、圧縮(ZIP)ファイルを解凍した中にあるレピーターリスト(csvファイル)の保存場所を指定してください。 |
[FREQUENCY] |
基本的にアップダウンボタンを使用してチューニングします。現バージョンでは20KHzステップ固定ですので、偶数・奇数周波数の変更には周波数ダイレクト入力で対応してください。 |
[MODE] |
DRモード(DVレピーター)を使用する場合は、無線機側のDRモードを解除(DRボタン長押し)して通常モードで使用してください。 |
[Tx Timeout Timer] |
TCID51でPTTコントロールする場合に有効です。設定した時間(1分から10分の間)経過すると強制的にスタンバイになります。設定時間に到達する前にRestartボタンを押すと最初に戻ってカウントを始めますので、一時的な送信時間延長ができます。 |
[PTT/PTT LOCK] |
パソコンのマイクを使用して送信する場合に使います。PTTは、ボタン上でマウス左ボタンを押している間だけ送信します。PTT LOCK機能は、マウスの左ダブルクリックで送信ロックになり、隣にあるPTTボタンを左ワンクリックすると送信ロック解除(受信スタンバイ)になります。※無線機側のマイク端子とパソコン側のスピーカー端子を接続する必要あり。 |
[DV My Call] |
DV/DRモード運用時のコールサインを設定します。3つ目(右端)のテキストボックスには「/」スラッシュ記号は記入しないでください。(記入例:JA1QSO A ID51) |
[DV Tx Message] |
DV/DRモード運用時に送信するテキストメッセージを入力します。19文字以内まで入力可能です。カナは、半角カタカナで入力してください。入力を確定(テキストリストに追加)するには「Add」ボタンを押してください。テキストリスト内の不要になったメッセージは、そのメッセージを選択した状態で「Delete」ボタンを押して削除できます。 |
(Random Select):ソフトウェアのPTTで送信する度に複数登録済みのテキストメッセージから自動ランダム選択する機能です。 |
[TO (UR)] |
DR(DVレピーター)モード運用時の宛先(UR)を指定します。 |
[FROM(R1)] |
DRモード運用時の自局が使用するレピーター局コールサイン(R1)を設定します。 |
[Gateway Repeater St.(R2)] |
DRモード運用時の自局が使用するレピーター局のゲートウェイコールサイン(R2)を設定します。 |
[レピータリスト機能を利用しての運用] |
(山かけ運用) |
自局が使用するレピーター局の選択は、「FROM(R1)内のテキストボックス」をマウスの左ボタンでダブルクリックしてください。レピータリストが開きますので、リストの中から選択してください。選択は、その局をダブルクリックするか、ウィンドウ下部にある「OK
ボタンを押してください。その後、点滅中の「Change Settings」ボタンを押して設定を確定してください。 |
(ゲートウェイ(ゲート越え)運用) |
レピーター局指定の場合:「TO(UR)内のテキストボックス」をマウスの左ボタンでダブルクリックしてください。レピータリストが開きますので、リストの中から選択してください。選択は、その局をダブルクリックするか、ウィンドウ下部にある「OK
ボタンを押してください。その後、点滅中の「Change Settings」ボタンを押して設定を確定してください。 |
コールサイン指定の場合:「TO(UR)内のテキストボックス」に指定したい局のコールサインを入力します。をマウスの左ボタンでダブルクリックしてください。その後、点滅中の「Change Settings」ボタンを押して設定を確定してください。レピータリストが開きますので、リストの中から選択してください。選択は、その局をダブルクリックするか、ウィンドウ下部にある「OK
ボタンを押してください。 |
受信局のコールサインをコピーする(RX->CS機能) |
受信中に運用局のコールサインがバルーンチップウィンドウで表示(PC画面の右下角)されます。表示中にそのウィンドウをマウスで左クリックします。コールサインがTO(UR)欄にコピーされたのを確認後、点滅中の「Change Settings」ボタンを押して設定を確定してください。 |
※現バージョンは、バルーンチップウィンドウが表示中のみ、「RX->CS」機能が有効です。バルーンチップウィンドウが消えた後は、直接TO(UR)欄に相手コールサインを入力してください。(次期バージョンで改良予定) |
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注意事項 |
・このソフトウェアはフリーウェアです。 ・本ソフトウェアの著作権はNorio Komatsu (7N1MPI) が保有しています。 ・本ソフトのプログラムデータの改造等は、行わないで下さい。 ・本ソフトを使用して起きた損害に、作者は一切責任を負いません。ご自分の責任でご使用下さい。 ・現バージョンは、いろいろ動作不具合があります。ご利用前に必ず動作不具合リストで内容を一通り確認してから使用してください。 ・本ソフトを使用してみた感想やバグ・要望等が有りましたら、メール(readme.txt内に記載) 、ソフトウェアサポートBBSにご連絡いただけるとうれしいです。 ・作者(7N1MPI)の主な使用レピーターは、那須430(JP1YGQ A)です。ターミナルモード時のコールサインは、7N1MPI Aです。コール歓迎します。 |
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